桜えびとは

桜えびとは、静岡県の駿河湾でのみ水揚げされる小型のえびです。

桜えびを干したときには、辺り一面が桜色のカーペットを敷きつめたように見えます。

この光景が、桜えびと呼ばれる由縁となっています。

全国でも駿河湾でしか取れないことから、学術的にも希少な食品です。

地域ブランド【由比桜えび】

『地域団体商標制度(地域ブランド)』とは、『地域の名称＋商品・サービス』の名称からなる商標について、一定の範囲で周知となった場合に、事業共同組合等の団体が地域団体商標として登録することを認める制度です。

地域ブランドに登録するには、『地名と商品の密接な関連性』があること、『複数の都道府県に及ぶ知名度を獲得している』という条件を満たす必要があります。

由比地域でしか獲れないことに加えて、全国的に「桜えび」の知名度が高いことから、由比で獲れる桜えびは「由比桜えび」という名称で地域ブランドに登録されています。

幻の桜えび【きむき】

桜えびといえば生食や釜茹で、干しといった商品が有名ですが、弊社では「きむき」という珍しい商品も取り扱っています。

きむきとは、桜えびのヒゲや足、尾を特別な製法で取り除いた製品です。

一昔前までは、由比の至るところで「きむき」が作られていました。

ですが製造に手間がかかることから製造工場が徐々に減少し、今ではきむきを製造しているのは弊社だけとなっています。

良い天候と新鮮な桜えびが揃わないとつくることが出来ないため、きむきは非常に貴重な一品です。

普通のものより丸くてコロコロしており、喉にひげや足が引っかからずに食べることができます。

口当たりの良さから、炊き込み御飯やチャーハン、お吸い物などに入れるのはもちろん、おつまみとしてそのまま食べるのもオススメです。

由比のしらす

しらすとは、カタクチイワシやマイワシの生後1～2ヶ月くらいの稚魚のことです。

しらすは太平洋沿岸の広い地域で獲れますが、漁獲量は静岡が全国一で全体の17%程度を占めています。

由比のしらすは「一艘引き」と呼ばれる特殊な漁法で漁獲されており、通常の漁法よりも短時間で引き上げることができます。

そのため、他では味わえない新鮮なしらすに仕上がっています。

お取り扱い商品

生桜えび(冷凍)：内容量200ｇ

釜揚げ桜えび：内容量180ｇ

素干し桜えび：内容量50ｇ/内容量100ｇ

桜えびきむき：内容量80ｇ/内容量100ｇ

釜揚げしらす：内容量180ｇ

ちりめん干し：内容量120ｇ

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