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桜えびの沖あがりが文化庁の100年フードに認定されました!

桜えびの伝統的な料理の一つに【桜えびの沖あがり】という料理があります。

かつて夜通しで桜えび漁に励んでいた時代、漁師さんの海で冷えた体を温め、疲れを癒した漁師鍋です。簡単に言うと、すき焼きの桜えびバージョン。お豆腐やねぎなどと一緒に、桜えびをふんだんに入れて煮込めば出来上がり。味付けは、少し甘めの醤油味です。

そんな【桜えびの沖あがり】ですが、桜えびのかき揚げと比べると全国的な知名度は今ひとつ。由比でも一般家庭では以前ほど食べられなく、料理屋さんのメニューでたまに見かけるくらいになっていました。

しかしながら、この度、文化庁の令和4年度食文化機運醸成事業 100年フードに認定!

100年フードとは『地域の風土や歴史・風習の中で個性を活かしながら創意工夫され、育まれてきた地域特有の食文化』『地域において、世代を超えて受け継がれ、食されてきた食文化』を備えた料理のこと。【桜えびの沖あがり】は『近代の100年フード部門~明治・大正に生み出された食文化~』の認定を受けました。

100年フードに推薦し、認定の後押しをしたのは、弊社も所属する由比桜海老商工業協同組合です。【桜えびの沖あがり】を地域の誇りとし、継承していこうとなったのです。

6月11日、5年ぶりの開催となった「由比桜えびまつり」でも、組合として初めて【桜えびの沖あがり】を販売。当日は降りしきる雨にもかかわらず、たくさんのお客様がご来場され、召し上がっていただけました。

桜えびのかき揚げだけでなく、桜えび料理の代表として【桜えびの沖あがり】も注目していだけると嬉しいです!

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